2015年4月にプロポーザルコンペにより選定されて以降、鋭意取り組んできております、ばんたね
病院駐車場につきまして、2015年6月より供用を開始いたしました。
第1駐車場はタワー型(機械式)駐車場で我社として初のタワー型駐車場の取り扱いとなります。
運搬方式は最新の櫛形エレベーター方式となっており、出し入れがスピーディーに行えます。
与件により、2棟が連棟になっているため、出入り口が2か所あります。
誘導員を常時適正配置することで、安全と利便性の確保に努めます。
第2駐車場は平面(青空)のコイン式駐車場となっております。
第1駐車場(タワー型駐車場)
第2駐車場(コインパーキング)
第1駐車場
タイプ:タワー型(機械式・エレベーター式)駐車場
収容台数:72台
営業時間:800~20:00
第2駐車場
タイプ:平面(青空)コイン式駐車場
収容台数:15台
営業時間:24時間営業
第1・第2合計収容台数:87台
※数年後には収容台数20台程度の第3駐車場も開設する予定です。
我社の使命の一つに「安全で広くて停めやすい、かつ環境負荷の少ない駐車場をつくります。それにより、路上駐車・交通事故の削減、環境負荷低減に貢献します。」というものがあります。
寸法計画としては車室2.5m×5.25m、車路5.7mを基準としております。(業界標準より大幅に広い車路幅を確保しています。)
それに加えて、数年前に株式会社アイテック様より新発売となった「ロックレス」の駐車場機器を採用しています。
写真で見て頂くのが解りやすいと思いますが、車を拘束する装置がありません。使い勝手としては、所謂、旧来の青空駐車場と同じです。
旧来のロック板は板部分に加えて、モーターとギアが入った箱があったのですが、それが邪魔でした。タイヤが乗り上げて停めにくいことのほかに、歩いていても蹴躓いたりして危なかったです。
「ロックレス」駐車機器はそれらの課題を一挙に解決した素晴らしい機械です。
写真のとおり、ロック板と箱が邪魔です。
既述のとおり、タイヤが乗り上げますし、歩行中に蹴躓きます。さらに、雨の日に箱の上にのると滑るので危険です。
また、ごくまれにセンサーの不調でロック板が上がったままになり、車の底に引っかかってしまうトラブルなども発生します。
ロックレスの写真です。文字通り車を拘束する装置が一切ありません。
ロック板にあったさまざまな問題、トラブルを一切合切解決しました。
現在では複数のメーカーさんが製造に乗り出していますが、先駆者は株式会社アイテック様です。我社もずっとお世話になっている、ユニークかつ親切なご会社です。
今、企業には強く社会貢献が求められていると思います。その要請は今後ますます強まっていくでしょう。わたしたち日本人商人には「三方よし」という尊い教えがあります。
弊社も微力ながら、本業では環境配慮を、その他、利益からはまだまだ些少ではございますが、オレンジリボン運動(子ども虐待防止運動)に募金を続けております。
2004年、栃木県小山市で3歳と4歳になる二人の可愛らしい兄弟が何度も何度も父親の友人から暴行を受けていました。その顔を見たコンビニの店長さんが警察に通報したのですが、いったんは保護されながら、周囲の諸機関が適切な措置を取らなかったために、9月11日ガソリンスタンドで再び暴行を受け、車の中でもさんざん暴行を受け、息も絶え絶えの状態で、橋の上から川に投げ込まれて幼い命を奪われるという痛ましい事件が起こりました。
2005年、栃木県小山市の「カンガルーOYAMA」という団体が、二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込めて、子ども虐待防止を目指してオレンジリボン運動が始まりました。そして、NPO法人「里親子支援のアン基金プロジェクト」が協力し、大きく育てました。
こういった、子どもが虐待を受け、近年、命を失ってしまうという事件が年間60件近く起きています。それだけではありません。虐待を受け、苦しんでいる子どもたちたちがどんどん増え続けています。そして、その苦しさの余り自らの命を絶ってしまう子すらいます。
私たち児童虐待防止全国ネットワークも、このような事件が決して起きてはならないという願いを込めて、2006年からオレンジリボンの総合窓口を担い、全国的に活動を広げようと動き始めました。
手探りで始まったこのオレンジリボン運動は、たくさんの方々のご共感をいただき、子ども虐待の現状に直面する児童福祉の関係者をはじめ、各種団体・企業・個人の皆様へと全国に拡がりつつあります。
(NPO法人児童虐待防止全国ネットワークさまのホームページより)
子ども虐待は子供自身の生命の危機に直結する可能性がある大変な問題です。
しかし、この問題特有の難しい問題や根深い問題も多数あります。
躾と虐待の境目は?プライバシーの問題は?そもそも虐待に至った原因(遠因含む)はなんなのか?
時々、目に(耳に)しますが、「子どもを虐待する親なんかは厳罰を与えればいいんだ!」という極論です。はたしてそれで問題が解決するでしょうか?親御さん自身、子供のころ虐待を受けていたというケースも多いそうです。わが子を虐待している親御さん自身も苦しんでいるのではないでしょうか?
最近増加傾向にあるといわれる、母子家庭の貧困なども原因にありそうです。憂鬱になりそうなほど、根深くそして大きな社会問題だと思います。
わたしたち先進国にくらす人間はボランティアというと、すぐに貧しい外国(アフリカやアジア)に目を向けます。でも、日本にも苦しんでいる人たち(特に子供達)が大勢います。
かつてマザー・テレサも、「日本にも愛に飢え、苦しんでいる人達がいるからまずは隣人から助けてあげなさい。」という様なご発言をされていたそうです。
もちろん貧しい国々への人道支援はしなくてはいけません。しかし、一見豊かに見える我が国にも、苦しんでいる人がいるということを忘れてはいけないと思います。特に、子供は本当に可哀そうです。
例えば、アフリカの貧しい国で、実母の腕に抱かれながら、200%の愛情を注がれながら、飢えの為に天国に旅立っていく子供と、この豊かな日本で、本来、世界中を敵に回してでも自分を守ってくれるはずの実母にご飯も食べさせてもらえず、暴力をうけて命を落としてしまう子供と、どちらが不幸だろう?などと時々考えてしまいます。(もちろん比べるような問題ではないことも認識はしています。)
ですが親からの虐待は、まさに生き地獄です。大人と違い、小さな子供はその生き地獄から自力では脱出できません。ほんとうに可哀そうです。
そんな大きくて難しい問題ですが、解決の第一歩は一人でも多くの人たちが、その問題を知ることだと思います。弊社も、極めて微力ではございますが、解決の一助になればと思い、小さな活動を続けていきたいと考えております。
駐車場業界は最大手のパーク24(タイムズ)を筆頭に全国に1500社とも3000社ともいわれる会社がしのぎを削る群雄割拠の状態にあります。
その中で、最近M&Aの話題が目立つようになってきました。
実は我社の様な小さな会社にもオファーが入ってくるような状況で、M&A専門会社によれば、「駐車場業界は業界再編のフェーズに入っていると思われます。」とのことです。
以下で、主な駐車場会社および、業界でのM&Aのトッピクをご紹介します。
【パーク24】 年商約1,550億円 管理運営台数約573千台
黄色いTimesの看板でお馴染みの業界のパイオニアで盟主です。
【三井不動産販売(リパーク)】 年商約520億円 管理運営台数約155千台
名門中の名門”三井”の看板を背負う、業界2位の駐車場会社です。
【名鉄協商】 年商約270億円 管理運営台数約47千台
愛知を中心に、東海地区では圧倒的知名度を有する、名鉄協商パーキングさん。
【日本駐車場開発】 年商約150億円 管理運営台数約43千台
他のコインパーキングとは一線を画す、機械式駐車場有人管理に強みを見せる一部上場企業です。
【日本パーキング(NPC)】 年商約120億円 管理運営台数約42千台
前社長が伊藤忠商事からMBOして独立。上場を果たしたのち、東京建物の子会社となりました。
【トラストホールディングス】 年商約120億円 管理運営台数約23千台
トラストパークさん、九州地盤の業界準大手。マザーズ上場企業です。
【パラカ】 年商約90億円 管理運営台数約20千台
不動産流動化等に強みをもつ、東証一部上場企業です。
【駐車場綜合研究所】 年商約60億円 管理運営台数約34千台
再開発等に強み、運営は有人管理が得意。マザーズ上場企業です。
【東京建物】
・日本パーキング(NPC)(年商約120億円)を平成22年10月に子会社化しました。
【大和ハウス】
・九州地盤のダイヨシトラスト(年商約40億円)を平成25年6月に子会社化しました。
・東京地盤のトモ(年商約30億円)を平成26年6月に子会社化しました。
【大和リース】
・駐車場専門建設会社の大井建興(年商約30億円)を平成24年11月に子会社化しました。
・駐車場機器メーカーのテクニカル電子(年商約60億円)を平成25年6月に持分法適用会社化しました。
【日成ビルド】
・駐車場専門建設会社の東和工建(年商約20億円)を平成25年3月に子会社化しました。
以上のとおり、大和ハウスグループによる、駐車場会社の買収が際立って目立ちます。
既述のとおり、我社の様な小さな会社にも、ここ数年で、「貴社を買いたいという企業があります。」とのオファーが時々舞い込んでくるようになりました。M&Aの専門家たちによれば、駐車場業界はいまや業界再編のフェーズにある様です。
金融業界、自動車業界、医薬品卸業界、調剤薬局業界、流通業界、IT業界、石油元売業界、等々業界再編の波にもまれてきました。
再編の波にさらされていない業界を探す方が難しいくらいです。
これから数年で、我々の業界でも、売上高1兆円を超える様な、スーパー駐車場会社さんが誕生するのかもしれません。
その時、中心になっている会社は、パーク24さんでしょうか?三井不動産グループさんでしょうか?
東京建物グループさんでしょうか?大和ハウスグループさんでしょうか?それとも意外な新規参入があるのでしょうか?
我社を含む中小零細の駐車場会社はその波に上手に乗ることが求められるのかもしれません。
(※ちなみに我社はいまのところ、買われる側に回る意思は全くございません。)
従来のコインパーキングは「後払い式」ですが、「前払い式」のコインパーキングが登場しました。(事前にチケット発行機で駐車券をお買い求め頂き、ダッシュボードの上など、外部からよく見える場所に置いていただく形式です。)
利用方法(駐車手順)は路上(公道上)のパーキングチケット(パーキングメーター)とほぼ同じです。
ちなみに弊社ではこのタイプを、愛情こめて「田舎パーキング」と呼んでおります。
・チケット発行機(精算機)は普通のコインパーキング用を少し改造して流用しています。(上左写真)
・規定の料金をお支払いいただくとチケットが発行されます。(下左写真)
・そのチケットを外部からよく見える、ダッシュボードの上などに置いていただきます。(上右写真)
・イラストや文字で利用方法を明示しています。(下中・右写真)
【砂利敷き+トラロープでローコスト化】
【メリット】
◆コスト
・イニシャルコストについて。主要な設備・機器はチケット発行機だけですので極めて低廉です。
・ランニングコストも、ロック板やゲートがないため定期メンテがほぼ不要なためローコストで済みます。
・ゲートやロック板、および地面に埋め込むセンサー等が必要ありませんので、砂利+トラロープでも運用が可能です。これにより、舗装費や車室ライン工事費が節約できます。
◆立地
・上記のとおり、出店にかかるコストが低廉であるため、従来のコインパーキングより損益分岐点が低いです。よって、より郊外(田舎)でも出店が可能となりました。
◆利用者
・利用者様の観点からも、低廉な料金のコインパーキングが色々な場所にあれば便利だと思われます。
【ローコスト化により低廉な料金を実現】
【デメリット】
◆料金体系
・センサー類を設けませんので、駐車時間を測れません。よって料金メニューは1回300円などの単純で画一的な料金メニューになってしまいます。
◆不正駐車
・ロック板やゲートなどの車両を拘束する装置がありませんので、「不正出庫」が容易にできます。お客様の良心に期待するしかありません。(日本だから可能だともいえると思います。)
※注:不定期に監視員が巡回して取り締まりを実施いたします。
◆利用者
・基本的には低廉な料金メニューを設定するケースが多いのですが、1回300円や400円などの1回料金となるため、短時間利用(ちょい停め)の場合には割高になりがちです。
環境問題への関心は日増しに高まっています。駐車場事業を会社貢献の一環として取り組んでいる㈱日本駐車場サービスは、環境問題にも積極的に取り組み、微力ながらも地球環境の保護に役立ちたいと考えています。今号は、㈱日本駐車場サービスが取り組んでいる「エコロジー活動」にスポットを当てました。
※場内LED照明
㈱日本駐車場サービスが展開する時間貸駐車場「ラッキーパーキング」は、その駐車場が[エコ駐車場」として、看板をはじめ、満・空のサイン、照明などをすべてLED化。消費電力を大幅に削減し、CO2排出量も大幅に抑えました。また、敷地内にあるジュース自動販売機も、省電力タイプを設置しています。 駐車場の看板や満・空のサイン、駐車場内を照らす照明にLEDを採用し、通常使っている水銀灯に比べ、約80%の消費電力で済むようになります。
※P看板・満空灯をLED照明に
LEDのメリットは省電力だけではありません。蛍光灯のように寿命が近づくと暗くなることなく、ずっと一定の明るさが保たれます。また、白色が強いので、照度を多少下げても、感覚的には同じ明るさに感じられますし、虫が寄りづらくなるので、近隣への影響も最小限に抑えられます。
しかし、このLED照明には大きなネックがあります。それは、導入コストが従来より割高です。LEDの寿命は4万~5万時間と言われています。仮に1日12時問点灯させたとして、9~10年使用できる計算です。しかし、導入コストが割高ですから、電気代が約半分になるとしても、必ずしも採算が合うとは言えません。
※LED使用の看板「アイドリングをなくそう」の文字が表示されています。
こうした実情を理解した上で、それでも㈱日本駐車場サービスが駐車場のLED化に踏み切ったのは、車に関わるビジネスを展開する以上、環境問題に向き合っていかなければならない、という強い意志から。低環境負荷のモビリティーサービスをご提供する事により社会貢献したいという企業理念は、環境問題が強く叫ばれるようになったいま、こんなカタチで実を結びました。
地球温暖化という人類の生存に関わる脅威に対して、世界が立ち向かおうとしています。 2005年2月16日には「京都議定書」が発効し、日本は2008年から2012年の間にCO2などの温室効果ガス排出量を1990年にくらべて6%削減することが義務づけられ、様々な対策を進めてきました。
このような中、2009年9月、鳩山内閣総理大臣がニューヨークの国連気候変動サミットにおいて、我が国の目標として、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明されました。
政府では、地球と日本の環境を守り未来の子どもたちに引き継いでいくため、「チャレンジ25」と名付け、あらゆる政策を総動員して地球温暖化防止の対策を推進することとしており、そのための温暖化防止のための国民的運動を、「チャレンジ25キャンペーン」として2010年1月14日より、新たに展開することとなりました。
チャレンジ25の具体的な活動は次の通り。㈱日本駐車場サービスで実際に行っている活動です。
① 冷房は28℃、暖房は21℃に(リモコン周辺に温度設定を表示し、温度意識を促す)
② アイドリングストップ(ラッキーパーキング場内に注意看板設置)
③ ラッキーパーキング場内照明にLEDを使用
④ 節電(社内にポスターを掲示し、環境問題を意識づける)
⑤ 社内照明は必要な個所以外を消す
⑥ 外出時は、PCの電源を消す
⑦ 印刷済みコピー用紙は、裏紙を再利用
現在、国内で販売されている主な電気自動車について 、国内大手自動車メーカーの3種類の電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド自動車(PHV)の仕様を下記表 に示します。充電1 回あたりの走行可能距離は、最高200 km までとなっています。ただし、道路勾配、冷暖房の使用、道路渋滞等の影響により、この走行可能距離は低下する場合もあります。
電気自動車に充電するためには、専用の充電設備が必要となります。この充電設備は、大きく普通充電設備と急速充電設備の二つに分かれます。このうち、普通充電設備は100V コンセント、200V コンセント、ポール型普通充電器(200V)に大別できます。充電時間は、充電する電力量によって変わるが、充電設備の種類によっても、大きく変わってきます。なお、充電設備を設置するにあたっては、「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車のための充電設備設置にあたってのガイドブック」(2010 年12 月 経済産業省・国土交通省)を参照することが望ましいです。
電気自動車の充電は100V 電源でも可能ですが、200V 電源で充電する場合に比べて2倍程度の時間がかかることから、通常、200V の普通充電器が設置する事がオススメです。(例えば、三菱自動車のi-MiEV の場合、全く充電されていない状態から満充電の状態とするために、200V 電源では約7 時間を要するのに対し、100V 電源では約14 時間が必要となります。(平成23 年4月現在))
200Vの普通充電器を1~3 台設置する程度であれば、施設の共用電力にはある程度の余裕があることが多いため、電気容量の見直しを行わなくても設置できる可能性は高いでしょう。(ただし、さらに多くの普通充電器を設置するような場合には、全体の電気容量を見直し、必要な工事等を行う必要が出てきます。)普通充電器には、壁付けコンセントタイプとスタンドタイプがあり、スタンドタイプにはコンセントタイプと充電用接続ケーブルが付いているタイプがあります。壁付けコンセントタイプは、設置費用は安価ですが、普通充電器を設置したい場所に、外壁や柱などがなければなりません。スタンドタイプは、設置費用は高くなりますが、どこにでも設置することができます。
急速充電器は、約30 分で80%程度の充電ができます(50kW 出力の機種の場合)が、急速充電器を設置するには3 相200V 出力で20~50kw 程度の大きな電力が必要となるため、既存施設では、共用電源の電気容量に余程余裕がないと設置することは困難です。共用電源の電気容量に余裕がない場合には、変圧器の取り替えなど大きな改修工事が必要となり、費用面等で合意形成が難しくなります。
なお、現在の電気事業法では1需要場所1契約の制限がありますが、電気自動車の急速充電器設置に関しては制限が緩和される動きもあります。将来的には、急速充電器専用の電気契約を別途に結ぶことにより、大きな改修工事を行わなくても急速充電器を設置することができるようになる可能性が高いものと思われます。
充電設備の課金については可能であり、事業者の判断と考えられます。課金方法は次のようなものが考えられます。
① 力量単位課金方式:使用した電力量(kWh)単位で課金を行うことが考えられますが、その際には、計量法に基づく検定に合格した電力量計を使用して測定した電力量に基づいて、課金を行わないです。
② 充電時間・充電回数単位課金方式:充電時間単位(10 分○○円など)や充電回数単位(1回○○円など)で課金を行う方法が考えられます。
③ 駐車料金上乗せ等方式:有料駐車場において、駐車料金に上乗せして課金をする方法が考えられます。
弊社では、EV時代の本格的到来を少しでも早める一助になればと、EV充電用コンセントを設置しています。
駐車場をご利用のお客様は、無料で充電できます。
EV、PHVで駐車される方にも、安心してご利用できるサービスをご提供します
「駐車場ビジネス入門講座」では売上向上の方法、コスト低減の方策などについて全8回に分けて詳しく 解説していきます。
【駐車場ビジネス入門講座・目次】 第1回:駐車場ビジネスを取巻く環境・これからの展望 第2回:駐車場のタイプとその特徴 第3回:駐車場事業のポイントと留意点 第4回:駐車場事業にかかるコストとその低減策(平面駐車場編) 第5回:駐車場事業にかかるコストとその低減策(自走式立体駐車場編) 第6回:駐車場の使い勝手・安全性・防犯性について 第7回:駐車場事業における環境対策 第8回:駐車場立地の見立て |
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駐車場の機器(システム)にはいくつかのタイプがあります。
街のコインパーキングで一番多く見かけるのは“ロック板方式”だと思います。
収容台数が概ね30台くらいのまでの駐車場で採用されます。
ちなみに弊社ではその派生型である、“ロックレス方式”を好んで使っています。
次に多いのはゲート式だと思います。
概ね30台を超えるとゲート式にする場合が増えます。
理由は単純で、採算性を考慮してのことです。
ロック板方式だと30台ならロック板が30個必要です、100台なら100個必要です。
でもゲート式なら、30台でも100台でもゲートは1カ所(1基)で済みます。
ただし、ゲート式には大きな欠点もあります。
ゲートが壊れた場合、100台なら100台すべてが出庫(入庫)できなくなります。
ロック板方式であれば、30台のうち1台が壊れても29台は動いていますし、1台も強制出庫などが可能ですので、機械の故障が大きなトラブルにつながることは少ないです。
解決方法はゲートを2カ所以上設けることですが、既述の採算性を考えると悩ましいところです。
なお、弊社が得意にしている大型の駐車場(概ね300台以上)ではゲートを2カ所、3カ所、4カ所・・・と設けますので、1基が故障しても入出庫が出来ますので、大きなトラブルにはつながりにくいです。
なお、300台以上になりますと、出入口の料金システムだけではなく、場内の管制(システム)も必要になってきます。
全館およびエリアごとの満・混・空情報の表示や、行先案内(空室があるエリアへの誘導等)、遠隔監視&遠隔操作、リアルタイム情報の把握(画像&各種数値等)など、わりと高度なシステムです。
よって、対応できるメーカーさんも限られてきます。
ちなみに、3大メーカーは、「三菱プレシジョン」「日本信号」「アマノ」の3社です。
おそらく門外の方からご覧になると3社とも同じように見えると思います。
実際、機械の性能は大差ありません。
しかし、アフターサービスやランニングコストに関しては大きな違いがあります。
社名はあげませんが、イニシャルコストを抑えて参入し、ちょっと納得しにくいような高額なランニングコストを請求してくるメーカーさんもあるので注意が必要です。
【ラッキーパーキング泉佐野駅前 収容台数98台】
【藤田学園第1駐車場 収容台数403台】
【藤田学園第3駐車場 収容台数454台】